VMwareのゲストOSの容量が足りなくなったら、大きくすることができる。
VMwrare備え付けのvmware-vdiskmanagerを使う。
が、vmware-vdiskmanagerでは仮想diskの容量を大きくすることしか
できない。ホストOS(俺はwinodwsです。)からは仮想ディスクのサイズ
は確かに大きくなって見えますが、ログインしてみると、サイズは変わって
なかったりします。パーティションの割り当てをしなければならないんです
ね。
パーティションの割り当てには「サードパーティのソフトを使ってください」
とのことなんでなんでもいいんでしょうが、
GPartedがよいようです。
手順としては
①vmware-vdiskmanager で仮想ディスクを拡大
②GPartedでパーティションを割り当て
です。
以下詳細をば、
① 仮想ディスクの容量を10GBに拡大する場合、VMwareをインストールしたフォルダ(俺の場合、C:\Program Files\VMware\VMware Server)にあるvmware-vdiskmanegerで、vmdkファイルを指定する。
> vmware-vdiskmanager -x 10GB xxxx.vmdk
(※ C:\Virtual Machines\下のフォルダには何故かvmdkファイルが二つ
あってxxxx-flat.vmdkはゲストOSのサイズ通り。xxxx.vmdkファイルは1kB
しかない。でもvmware-vdiskmanagerではxxxx.vmdkの方を指定する。すると
xxxx-flat.vmdkの方が大きくなる。)
② GPartedでパーティション割り当て
webサイトからisoイメージをダウンロードして、VMwareのCD-ROMのところで
「Use ISO image:」を選択してダウンロードしたisoイメージを指定する。ゲスト
OSのBIOS設定でCDブートするようにしておけばGPartedのGUIが立ち上がって簡単
に設定でする。
(※俺の場合VMware Server Console 1.0.2 で、Red Hat Enterprise Linux 4を
拡張しようと思ったんだけど、最新版のGPartedではうまくいかず0.3.4-4.isoを
使うとうまく行った。)
GPartedの起動途中にキーボードとLanguageを選べるけど、Languageは日本語選ぶ
と文字化けがひどいのでUS Englishがよいです。
パーティション割り当てはGUIでできるけど、新たに作ったフリーのスペースは
linux-swapの後ろにできてるので、既存のパーティションを拡張することができない
ので、一端linux-swapを消します。その後既存のパーティションを選んで、「Resize/Move」
から好きなだけ拡張する。linux-swapを作り直して(この分のスペースは取って置く)
からメニュー部の「Apply」 を選んで確定。
これでゲストOSで使える領域が実際広がっているはず。